事業がめざすもの
東西の文化が混ざり合い、日本海をはさんで対岸にひろがる大陸との交流の接点にもなってきた能登半島。そこはまさに豊かな自然と文化の宝庫です。これらを能登に住む一人ひとりが見つめなおし、各地域で独自に保有する資源を整備するとともに、緊密なネットワークを図る、それが「のとやすらぎの郷(田園空間博物館)整備事業」です。

これまで農山漁村は、単に生産を支える場として捉えられがちでした。しかし、その自然と人々が織りなしてきた文化や農林漁業にかかわる知恵や伝統的な施設など、その土地土地で受け継がれてきた“地域資源”こそ、わたしたちが真に誇るべき財産です。この事業では、そうした視点から、地域に現存しながら潜在する数多くの資源を再発見し整備するとともに、このふるさとで大切に受け継がれてきた心の豊かさを地域の活性化につなげていきます。
事業の主なとりくみ
再評価
奥能登に受け継がれてきた豊かな自然・文化・産業・生活等の多面的な機能を再評価するという考えのもと、個々の住民が自分の住む地域を見直していきます。
  再 生
奥能登の伝統的な農林漁業の施設、里山や海岸線に見られる美しい自然景観、古民家、多様な生態系等を保全・復元していきます。
   
利活用
田園空間の水と緑と土を原点に、奥能登の豊かな自然や独創的な文化等の“地域資源”を活かし、「ゆとり」と「潤い」と「個性」があふれる地域を整備していきます。
  共 生・対 流
都市と農村の共生、市町村相互の共生を考え、交流を通じて奥能登の活性化をめざしていきます。都市から訪れた人々に、地域資源を活かした体験ややすらぎを提供し、また、インターネットなどを通じて田園空間の魅力を県内外の人々と受発信していきます。